玉器市場
今更ながら、香港の観光地の一つ「玉器市場」へ行った。
中へ入るとすぐ、「ブレスレット?イヤリング?」「本物!」と言って
日本語で話しかけられた。まだ商品を手に取ってもいないのに、
電卓をたたき「これ」と金額を見せられたりして面白い。
お店がいくつもあり、翡翠の商品がごちゃごちゃに並べられている。
本物なのか偽物なのかさっぱりわからない。
昔は翡翠の良さがわからなかったけれど、最近は深い緑色の翡翠に惹かれる。
玉器市場は、1950年代初期、中国大陸から香港へ移民した翡翠の商人が
油麻地の広東道に店舗を構え、次第に市場へ発展したという。
翡翠は健康と長寿を意味し、中国人は好んで身に着けたり贈り物としている。