香港的日常

香港での日常と広東語をメモ

守株待兔

「守株待兔」(しゅしゅたいと)という成句。

 

農民の畑の切り株に兔がぶつかり、首の骨を折って死んだ。

獲物を持ち帰った農民は、次の日から鍬を捨て、兔が来るのをひたすら待っていた。

そのため、畑は荒れ、国中の笑いものになったというお話。

 

成句と話を香港の人から聞いた時、どこかで聞いたような気がした。

ずっと後になって、「待ちぼうけ」の歌の歌詞だと思い出した。

ネットで検索すると、やっぱり! 北原白秋と山田耕作による動揺。

この歌は、当時満州に住む日本人に対して作られた満州唱歌だったという。

中国の成句から作られた歌だったのかぁ!